2019年4月サハラマラソン日本人3位

火曜日 21

2020年4月21日|

2019年4月サハラマラソン日本人3位

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2019年4月にアフリカのモロッコにてサハラ砂漠230kmを完走してきました。世界一過酷と言われるウルトラマラソンに挑戦できたことは、人生の財産となりました。1週間に及ぶ砂漠でのテント生活、それはもう様々なハプニングがあり、様々な感情を抱き、この5分の動画では到底表現しきれないのが残念です。

一言言えるのは、人は絶望を経験すればするほど強くなるということ。今、全世界がコロナショックで困難な状況ですが、乗り越えた先には必ず希望と成長が待っているということ。それを真剣に信じられるかどうか。

サハラ砂漠では、電波が届かないので1週間誰とも連絡を取れないし、もちろんインターネットはできないのでニュースなどの情報を得たり動画を見たりは一切できません。当然コンビニもなくスーパーもないので、好きな時に好きな食べ物や飲み物を買えません。なので砂漠ではお金は無価値でした。自らが持参した食糧を切り詰めて配分を考えながら日々走っていく。そんな生活です。

コロナでロックダウンしたとしても、スーパーやコンビニで好きなものを好きなだけ食べられます。スマホで映画を見たりゲームをしたり、友人や家族とおしゃべりしたり、お風呂に入ったりベッドで寝れます。砂漠では当然お風呂もシャワーもないしベッドも布団もないので、テントの中で寝袋にくるまり、夜は非常に寒く凍えながら眠り、同じテントの方々のいびきがうるさくて毎晩眠れないこともしばしば、、全身の疲労、身体の痛みと戦いながら原始的な生活を送る毎日。

コロナで大変な状況には間違いないですが、その中でも無事健康で生きている。それだけでもありがたい、感謝すべきことなのでは?と思います。また世界中の人々が、色んなことに心置きなく挑戦できる世の中に戻ることを祈っています。